流水で侵食した川の観察
フィールドのみどころ (マップ内のマークをクリックして各ポイントの概要をご覧ください)
フィールドの様子(深く削られた川の様子)【川岸の管理道から対岸を見た様子】
フィールドの様子(侵食を止める試み)【川岸の管理道から対岸を見た様子】
フィールドの様子(出来始めた中州)【川岸の管理道から見下ろした様子】
フィールドに関する情報
フィールドの特徴
河川改修が行われた河川で、基本的に岸にある道上から対岸の様子を観察します。
雨天時の注意点
道上から観察するため、荒天の場合を除き川の様子を観察することは可能ですが、当日晴れている場合でも、前日までかなりの降雨があった場合は注意が必要です。また、雨天の場合は足元が滑りやすくなるため、道から外れずに観察することが必要です。
推奨年齢・人数・時期
道上から観察しますが、安全管理や状況の理解度等を考えると、小学校高学年以上を推奨します。道のどこからでも対岸の様子を観察できるため、引率者が管理できる範囲内の人数であれば40名を超える人数でも観察は可能です。無雪期で工事が入っていない時期であれば、春から秋まで活動は可能ですが、雪解け水が引いた後は侵食の状況がよく観察できるため、6月頃がお勧めです。(要工事スケジュールの確認)
アクセス・周辺の利用可能施設
鶴居村中久著呂市街地(久著呂簡易郵便局があるT字路(信号あり))から車で3分程度の場所になります。
【注意点】
大型バスの進入、転回も可能ですが、降雨などにより、道がぬかるんでいる場合は道の状況に合わせた判断が必要です。
※)基本的に関係者以外は立ち入り禁止です。時期によっては工事車両が行き交い、工事の邪魔になるばかりか危険性もあるため、無断立ち入りはご遠慮ください。
本フィールドから車で10分程度の場所に、中久著路コミュニティーセンターがあります。着替えやトイレ、昼食会場等に利用することができます。使用には、鶴居村役場(住民生活課 tel0154-64-2113)に事前申請が必要となります。
上記マップの をクリックし、フィールドの位置、拠点施設等をご覧ください。
フィールドでの活動例
・対岸の様子を観察しながら歩き、これまで見たことがある川と違うところ、気になる場所などを探す活動
・昔の蛇行河川の跡を探す活動(対岸の崖の中で積み重なった角が取れた石がある場所、河畔林の大きさが違うところなど)
・侵食を止める工夫がされていると思う箇所を探す活動
・上流部の川の様子と違うところを探す活動(※上流のフィールドで活動を行った場合)
・中州に降りて、堆積の状況、石の裏について水生生物の様子を観察する活動(※高校生以上、要安全管理)
・川の下から侵食の様子、流れの速さの違いを体感する活動(※高校生以上、胴長必須、要安全管理)
関連づけられる教科単元
小学校 理科5学年 流れる水のはたらき / 理科6学年 大地のつくりと変化
中学校 理科2分野 大地の成り立ちと変化 大地の歴史と地層
高等学校 地学基礎 私たちの地球の変遷と生物の進化 地層や岩石の観察
小学校 理科6学年 いきものと環境
中学校 理科2分野 自然と人間
高等学校 生物基礎 生物の多様性と生態系 生態系とその保全 / 生物 生態と環境 生態系と生物多様性