本サイトで紹介する学習資料の活用例を紹介しています。

「学習資料の活用例」のページについて
  (1) 釧路湿原の食物連鎖の一例(イラスト)の活用例
  (2) 湿原と酪農〜人の暮らしと自然との接点の活用例


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学年・単元

    小学校理科3年生 理科の単元の「昆虫の体のつくり」(2015年釧路市立鶴野小学校実践)
  本時のめあて
   

身近な釧路湿原にいる昆虫を扱うことにより、身近な昆虫に興味を持つとともに、どのような場所に暮らしているのか、食べものを関連させて考えることができる。

  実践例
   

本単元では、どんなところにどんな昆虫が暮らしているかを学び、4年生で生き物の一生の学習へと広げていく。この単元までに、子ども達は総合学習で湿原に行っているので、湿原探検の時に見た昆虫を扱うことで、より身近に実感を伴って感じることができる。

 

  1) 食物連鎖の一例のイラストA4版に、花を書き加えた用紙、湿原で見られる昆虫のイラストを児童に配り、各自がどんな所に住んでいるか、昆虫の食べ物から考え、イラストシートに貼り付けていく。
  2) 肉食か草食かわかりづらいものは、昆虫の  足の模型を使い、考えさせる。スラットした足、ギザギザがついている足の2種を提示し、一方は草食、一方は肉食であることを伝える。
  3) 肉食であることがわかっている昆虫(例えばトンボ)の足を拡大して見せ、ギザギザがついていることを確認し、肉食昆虫は足にギザギザがついており、これで捉えた昆虫を離さないようにしていることを共有する。こうした情報も参考にイラストを貼り付けていく。これらの学習は4年生の学習(総合学習で行う湿原探検、理科の単元「食物連鎖」)につながっていく。
  4)

児童の結果を共有し、食物連鎖の一例のイラストA1版にとりまとめる。

 

  関連する学習資料、注意事項
   

食物連鎖の一例のイラストに、花を表すイラストを追記し、チョウ、ハチの配置を支援する。



   
 

学年・単元

    小学校理科3年生 酪農教材(2015年釧路市立鶴野小学校実践)
  本時のめあて
   

酪農家は、さまざまな努力や工夫をして、おいしい牛乳をつくろうとしていることに気づき、牛乳は私たちの生活になくてはならない身近なものであることを感じることができる。

  実践例
  1)

導入:児童への問いかけ

   

酪農とは、牛を育てて牛乳をつくる生業だが、どのように牛を世話して、牛乳はどこに運ばれているのだろうか。牛乳はどんな製品に使われているのだろうか。イラストなどで使われている製品を紹介する。

  2) 課題の提示
   

どんなことに苦労しているのだろうか。  (学習素材の資料を参考に視点を提示)家族単位で人の手で主に世話をしているところは、飼育頭数は50頭くらいが限界であろうし、オートメーション化や人手をかけることで、大規模に行っているところもある。

  3) ふりかえり
   

毎日の給食で飲んでいる牛乳はどこでつ  くられたものか、ふりかえる。

 

  関連する学習資料、注意事項
   

単元における取扱いの重要さにより、資料を絞って簡潔にふれるようにする。




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