Ⅰ 用紙
この1枚にまとめます。
縦841×1188mm(A0版)を横にしたもの。
横は両端から297mmの位置に折り目が入り、観音開きになっています。
Ⅱ 研究の方法と研発ボードの作り方
(1) 使い方
直接、研発ボードにマジックやペンで書いたり、コピー用紙や色画用紙等に書いた物を貼っても良いでしょう。何度も書き直し、研究を深めて行きたいときは、張り直しながら作ることもできます。
(2) 研究の進め方と研究ボードの書き方
1:タイトル(題名)
タイトルは、研究の内容をわかりやすく短く書きます。タイトルは、普通は、ポスターの一番上に書きます。その下に、学年・組・名前を書くと良いでしょう。
2:はじめに
はじめには、研究(けんきゅう)の背景(はいけい)とも言われます。ここでは、この研究をなぜ行おうとしたのか、そして何をやろうとしているのか、何をしようとしているのか、研究の目的を書きます。
3:仮説(かせつ)・予想(よそう)
あなたのこの研究の仮説や予想を書いてください。私は「こうなっているはずです」「こうなると思います」「こうかもしれない」など、観察(かんさつ)や実験(じっけん)の結果(けっか)、このような事になるということを書いてください。観察や実験は、この仮説や予想を確かめていきます。
4:仮説(かせつ)・予想(よそう)
あなたのこの研究の仮説や予想を書いてください。私は「こうなっているはずです」「こうなると思います」「こうかもしれない」など、観察(かんさつ)や実験(じっけん)の結果(けっか)、このような事になるということを書いてください。観察や実験は、この仮説や予想を確かめていきます。
5:データと結果(図や写真も使います)
データは、研究の時に得ることができた数や、数値(すうち)のことです。このデータは、グラフや表にするとよいでしょう。結果(けっか)はデータからどんなことがわかったのかを説明します。
ここでは研究している人の研究テーマにあった写真、研究の様子、研究の結果をグラフなどで表したものを含めます。
6:結論(けつろん)
結論は仮説・予想に対してどうだったのかを説明します。
仮説や予想に対する結論は、どうなりましたか? 結果は仮説に対してどうでしたか?
7:考察(こうさつ)
考察は結論からどんなことがわかるのかを説明します。
仮説や予想に対する結論は、どうなりましたか?そのことから、あなたは、実験から何がわかりましたか? 感想は個人の考えです。感想よりも、考察をすることが大切です。
8:参考文献(さんこうぶんけん)
参考にした本は何ですか。文を作るときに、本の文章をそのまま載せていませんか。その場合は、本の名前、本を書いた人を書く必要があります。参考にしたホームページは何ですか? そのままコピーしていませんか? 参考にしたときは、ホームページを作った人や説明を書いたと、アドレスを書く必要があります。そのときは、ポスターの下に小さく書き出します。描き方は,本の作者〔ホームページを作った人や会社・団体〕,本の名前(ホームページの題名),いつ作られたもの(年)又はホームページをいつ見たのか(年・月・日)は最低書きましょう。人に聞いた場合、助けてもらった場合は、聞いた人、助けた人がだれなのかを書いておきましょう。
(3) 掲示(けいじ)の方法
研究のときに記録した様々なデータを載(の)せたノートや、実験の道具、発表に必要な素材(そざい)や道具(どうぐ)は、下の図のように研発ボードの前に置きます。
やってみよう